2018/11/14相続税がかかる場合は、まずは相続税の総額を計算するところから始まります。
遺産総額を計算して、そこから基礎控除額を引いても
マイナスにならなければ、その遺産に対して
相続税がかかります。
その場合には、最初に相続税の総額を求めるところから
始めます。
実際の相続税の計算に関しては、税理士の先生に
行ってもらう必要がありますので、その点はご注意いただきたいと
思います。
◆相続税総額の求め方の第1歩
遺産分割の方法が決まっていない場合には、
様々な特例が使えずに、遺産総額が大きくなることも
考えられますが、遺産分割の方法が決まっているということを前提に
相続税の計算の手順をご紹介いたします。
まずは、遺産総額を法定相続割合で分けたと仮定して、
それぞれの相続人の遺産の取得額を算出します。
例えば配偶者と子供2人が法定相続人という場合には、
配偶者が1/2、子供が1/4ずつとなりますので、
遺産総額をこの割合で分割し、それぞれの遺産の取得額を
算出します。
◆各相続人の取得額から相続税額を計算する
法定相続割合で、各相続人が取得する取得額を計算した後は、
その取得額に応じた相続税率をかけて、各相続人の相続税額を
求めます。
相続税は累進課税になりますので、取得する遺産総額に
応じて税率をかけて相続税額を算出することができます。
各相続人の相続税額が算出できたら、それをすべて合計した金額が
今回発生した『相続の相続税の総額』となります。
相続税の総額を求める際には、実際に各相続人が取得する
遺産分割の分け方ではなく、法定相続分で分割したと仮定して
各相続人の遺産取得額を求めるというところがポイントです。
ここに記載させていただいたものはあくまでも参考として
ご覧ください。
詳しくは税理士の先生にご相談をしていただくことになります。
当社でも相続税に特化した税理士の先生をご紹介いたします。
一度現状を把握するということは、早めの相続対策に繋がりますので、
ぜひともご参考にしてください。