2018/10/16いま話題の家族信託とは何!? 上尾市で家族信託のセミナー開催します!
最近、テレビや雑誌などでも話題の家族信託とは
どういう制度なんでしょうか?
どんな方に、どのようなメリット・デメリットが
あるのでしょうか?
まずは家族信託がどのような制度なのかを
ご紹介していきます。
◆家族信託の基本的な仕組み
家族信託とは、親が元気なうちに財産の管理を
子供などの家族に任せる仕組みです。
意外に知られていないのですが、
親名義の不動産を売りたいという際に、
親が認知症になっており、意思判断能力がない状態の場合は、
不動産の売却はできません。
また預金に関しても同様で、口座の解約や引き出しもできなくなり、
事実上資産が凍結してしまうのです。
家族信託は親と子の契約により、このような資産の凍結を防ぎ、
子が親のために資産を有効活用し、財産の継承をスムーズに
行うための制度です。
◆どのような方が家族信託を検討するの!?
どのような方が家族信託を検討するのでしょうか?
それは以下のような考えをお持ちのご家族です。
①家族みんなで老親の老後の生活を支えたい
②親が認知症になっても家を売却できるようにしておきたい
③遺産相続を円満にスムーズにおこないたい
家族信託は、家族の家族による家族のための財産管理手法です。
よく聞くお話で、
「オレが亡くなった後のことは、オレは知らない」
と相続に関して無関心の親御さんがいらっしゃいます。
ところが、相続が争族になるのは、
親が亡くなった後の話とは限りません。
実は、生前から親の介護や看護の方針、費用の捻出をめぐって、
親族同士がもめるということがあるのです。
ですから、「オレが亡くなった後のことは、オレは知らない」と
言っていてと困るのは、実はご本人なのです。
ですからお元気なうちから老後の介護方針、
相続についてご家族でじっくりとお話しておくことが
とても大切なのです。
◆家族信託の注意点
せっかく家族信託の契約をしようとしても、
親の認知症がすすんでいると、その時点で何も対策を
打つことができません。
家族信託に限らず、相続のことに関しては、
親が元気なうちに家族会議を行うことが何よりも大切なのです。
「家族会議さえ開けば、相続のことは安心なのね」といっても
この家族会議がなかなかうまく進まないことがほとんどなのです。
皆さん頭の中で想像してみてください。
お盆に家族が集まりました。
相続のことについて、何を話したらいいのだろう!?
私から話を切り出したら、私が財産を独り占めしようとしていると
他の兄弟から疑われるのではないか!?
そんなことを考えていると、うまく家族会議ができないで、
そのまま昔話などで話が脱線し、そのままうやむやで
家族会議が終わる。
なんとなく想像できませんか。
このような方々のために弊社では、
家族会議支援サポートを行っています。
家族会議がうまく運営できるようにサポートいたします。
お気軽にご相談くださいませ。
2018年10月27日に相続診断士事務所 上尾相続相談センターにて
「認知症になる前に知っておきたい
~家族信託を使った相続セミナー」を開催いたします。
5組のお客様限定で、完全予約制となっております。
皆様のご参加をお待ちしております。