今日は、資産の組換えのお話です。

資産の組換えっていうと難しいお話と思われるかもしれませんが、単純にお持ちの不動産を現金や、より価値の高い不動産に組み替えてしまいましょうというお話です。

(wikipediaより)

 

◆不動産を現金化する

弊社では、事業用不動産の賃貸仲介も行っています。

いわゆる空き店舗などのテナント様付けも行っています。

 

最近大手の企業様でよく聞かれる言葉は、国道16号線よりも内側、もしくは16号線沿いの市区町村までしか出店を考えていないというお話です。

このコロナ禍の中で、その意向はさらに強くなった感触です。

弊社の主な営業エリアである、さいたま市北区、上尾市周辺くらいまでが、多くの企業様が考えている出店エリアの北限ということです。

もちろん、すべての企業様がそうということではありませんので、誤解のないようにお願いいたします。

これは、これからの人口減少時代の中で、多くの企業様が国道16号線よりも北側にいくと、収益が見込めなくなるということをお考えになっているからではないかと思います。

ですから、国道16号線の内側の不動産でも、駅から遠い収益物件など、これからの賃貸需要が落ち込む可能性がある場所に収益物件や土地などをお持ちの方は、今のうちに売却して現金化しておくということも、資産の組換えの方法の一つになります。

 

◆現金を資産価値の高い不動産に組み替える

お持ちの不動産を売却して現金化した場合、そのまま現金で保有しておくというのも一つの方法です。

ただし、そのまま相続が発生した場合には、相続税の節税にはなりません。

1億円の現金は、1億円の相続税評価額のままですから。

そこでその現金をこれからも賃貸需要が見込める、より都心部に近い収益物件に換えることで、1億円の現金が、約2,3割の評価減になります。

アパートや賃貸マンションなどが建っている土地は、貸家建付地という扱いの土地になり、相続税評価額が減額されるからです。

特に元々駐車場や畑など、建物が建っていない土地を売却し、収益物件に組み替えるのは、とても有効な資産の組換えになり、さらに相続税の節税にもなります。

もちろん、正確には税理士の先生にシミュレーションしてもらい、どのくらい評価減になるのかを出してもらった方がよろしいと思います。

弊社では、多くの士業の先生方と提携しており、安心してご相談していただける体制をとっています。

相続や相続にまつわる不動産のことでご相談がございましたら、

上尾相続相談センターまでご相談ください。

今日もありがとうございました。