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あげお相続ブログ

2020年7月10日より法務局にて遺言書を保管してくれる『自筆証書遺言の保管制度』が始まりました。

自筆証書遺言の保管制度が始まった趣旨については、様々なことが考えられます。

自筆証書遺言の最大のデメリットであった遺言書の紛失、相続人による書き換え、隠匿、廃棄などのデメリットを回避できる点にあると思います。

これで遺言が普及するのかどうかを制度の中身を見ながら考えていきたいと思います。

 

◆遺言の作成方法を決める

今回の自筆証書遺言の保管制度は、今まであった自筆証書遺言と公正証書遺言の中間に位置する制度だと思われます。

自筆証書遺言を自宅等で保管するのは、費用もかからず、手軽に遺言を書くことができるというメリットの反面、冒頭あげさせていただいたようなリスクを伴うというデメリットがございます。

一方、公正証書遺言に関しては、公証人により遺言の有効性や紛失などのリスクを担保できるというメリットの反面、自筆証書遺言に比べるとコストがかかるというデメリットがございます。

 

今回始まった自筆証書遺言に関しては、比較的コストが安く、また、遺言の様式に関しては、法務局にてチェックしてもらえます。ただし、遺言の内容についての確認はありませんので、その点注意が必要です。

法務局にて保管をしてくれるため、相続人による改ざん、隠匿、廃棄などのリスクはなくなります。

 

これら3方式のメリット、デメリットを考慮して、まずはどの方法で遺言を書くのかを決めるところからがスタートになります。

 

 

 

 

 

(自筆証書遺言の様式例『法務省のHPより引用』)

 

 

◆自筆証書遺言の保管申請

自筆証書遺言の保管制度を利用するとした場合には、遺言を法務省令で定める様式に従って書いていきます。

遺言を書き終えたら、遺言を保管してもらう法務局を決めます。

どこの法務局でもよいというわけではなく、

・遺言者の住所地にある法務局

・遺言者の本籍地にある法務局

・遺言者が所有する不動産の所在地にある法務局

から選びます。

こちらは、事前に法務省のホームページから調べるか、電話で確認をしておいた方が確実です。

 

その後、保管申請書を法務省のホームページからダウンロードをして、必要事項を記入し、法務局に保管申請の予約をとることになります。予約なしでの保管申請の受付には応じていないため、注意が必要です。

予約当日、遺言書と申請書、その他必要書類をそろえて遺言書を保管をしてもらうという流れです。申請の際の手数料は3,900円とお手頃な価格だと思います。

ただし、代理人による保管申請は認められておらず、必ず遺言者本人が出向かなければなりません。

公正証書遺言であれば、公証人が自宅や病院、介護施設まで出張をしてくれますが、自筆証書遺言の保管制度にはそのような制度はありません。

 

これまでお読みいただいてお感じになっている方も多いと思いますが、これらの作業を70代や80代のご高齢者の方がおひとりでできるのか、非常に難しい作業なのではないかと思います。

我々のような専門家がサポートをして差し上げる必要があるのではないかと思います。

 

 

(遺言の保管申請書等『法務省HPより抜粋』)

 

◆保管期間中の遺言の閲覧、変更、撤回について

無事に遺言を保管することができたのちに、遺言の内容を確認し閲覧をしたいという場合ですが、遺言者が存命中は、遺言者本人以外は閲覧することができません。

また閲覧をする際に、1,400円もしくは1,700円の手数料が掛かりますので注意が必要です。

遺言書のコピーをとっておけば、いつでも見返すことができますので、コピーをしておいた方がよろしいのではないかと思われます。

 

遺言の保管期間中に遺言の内容について変更や撤回もすることができます。

ただし、その都度申請書を提出しなければなりません。

また、撤回に関しては、『保管の撤回』をするというだけで、遺言自体を撤回するということではありません。

保管の撤回をすると法務局に保管してあった遺言書の原本を返還してもらうことができますが、その遺言書をそのまま自宅に保管をしていた場合には、その遺言自体は有効なものですので、遺言自体を撤回したものではありませんので、この点は注意が必要です。

遺言自体を撤回するには、返還してもらった遺言書を破棄しなければなりません。

 

◆相続発生後の手続き

遺言者が亡くなった際には、相続人等が、遺言書が法務局に保管されているかどうかを調べることができます。

ただ単に遺言書が保管されているかどうかだけを調べる場合には、『遺言書保管事実証明書』の請求をします。

こちらは遺言書の内容の確認まではできず、ただ単に遺言書が保管されているかどうかという事実のみを調べるためのものです。この場合請求した相続人以外の相続人には、この請求が他の相続人から請求があった旨の通知はされません。

 

遺言書の内容まで確認をしたいという場合には、相続人等が『遺言書情報証明書』の請求を行います。この際には、請求をした相続人以外の他の相続人に、この請求が他の相続人からあった旨の通知がされます。

 

また、遺言者が遺言の保管申請時に『死亡時の通知の届け出』をしていた場合には、遺言者の死亡届が役場に届けられた際に、相続人や遺言執行者などのいずれか1人にのみ、自筆証書遺言が法務局に保管されていることが通知をされるようになっています。

 

更に、今までの自筆証書遺言の場合には、封がしてある自筆証書遺言が見つかった場合には、家庭裁判所に相続人全員が集まって、その場で遺言を開封する『検認』という作業が必要でしたが、自筆証書遺言の保管制度を利用した場合には、この『検認』が必要ありません。

◆ 自筆証書遺言の保管制度についてのまとめ

自筆証書遺言の保管制度が始まって、遺言を書く方が増えるかもしれません。

公正証書遺言よりはハードルが低く、遺言の紛失、改ざん、隠匿などのリスクも軽減できます。

 

ただし、必要最低限相続人が相続財産の取り分を主張できる遺留分というものがあります。

財産の配分に偏りがある場合、これら遺留分を侵害しないような遺言を、一般の方が書くことができるのか疑問が残るところです。

ですから財産が多く、相続の配分に偏りがある場合には、専門家のサポートを受けながら、後々トラブルにならないように公正証書遺言で遺言を作成するのがベストだと私は思います。

 

自筆証書遺言の保管制度は、お子様のいないご夫婦には最適な制度ではないかと思います。

お子様がいない夫婦のどちらかおひとりが亡くなった場合、その配偶者と亡くなった方の兄弟姉妹が相続人になります。

ですから、遺言書がなかった場合には、配偶者と亡くなった方の兄弟姉妹とで、遺産分割の話し合いをしなければなりません。通常これらの方々は普段ほとんど面識がないというのが一般的ですので、これらの方々で遺産分割の話し合いをするというのは、かなり酷なお話です。

ですからお子様のいないご夫婦は、お互い自筆証書遺言の保管制度を利用することによって、『全財産を配偶者へ』と自筆証書遺言を書いて法務局に保管しておけば、配偶者の兄弟姉妹と遺産分割の話し合いをする必要がなくなります。

しかも兄弟姉妹には先ほどお話した遺留分がありませんので、『遺留分を侵害した』と請求をされる心配もありません。

自筆証書遺言では紛失や亡失、改ざん、隠匿などのリスクがあり、公正証書遺言では、コストがかかりすぎるので、遺言を書くことを躊躇していたお子様のいないご夫婦には、コスト面、安全面などからも、最適な遺言書作成の方式ではないかと思います。

 

以上、新しく始まった自筆証書遺言の保管制度について、上尾相続相談センターからご紹介をさせていただきました!

今日もありがとうございました。

 

 

 

先日、埼玉県内の公証役場で、家族信託契約と公正証書遺言の作成に立ち会ってまいりました。

お父様が委託者(財産管理を任せる人)ご長男様が受託者(財産管理を任される人)お父様が受益者(管理を任せた財産から利益を受ける人)となる信託契約でした。

 

お父様は要介護1で若干認知症の気配がでてきていることや、ご長女様に障がいがあり、親亡き後の財産管理にご不安をお持ちでした。

お父様に後見人がつくと財産管理がかなり制限をされ、不動産の売却をする際には裁判所の許可が必要になる可能性が高くなります。

お客様のお知り合いで後見人をつけて非常に苦労されているということを耳にされており、お母様は後見人はつけたくないという強いご要望がありました。

そこで家族信託をご検討され、今回サポートをさせていただくことになりました。

今回ご長男様に管理を任せた財産は、ご自宅と現金になります。

ご長女様が障がいをお持ちであることから、お父様が亡くなった際に、何も対策をしていないと遺産分割の際にご長女様に後見人をつけることになり、しかも自宅は相続人のご家族で共有になる可能性が高くなります。

そこでお父様が亡くなった際には、自宅不動産はご長男様おひとりに引き継ぐという形の信託契約になっています。

家族信託契約を締結したことにより、お父様のご存命中に介護費用捻出のため、自宅を売却するとなった場合、お父様の認知症が進んでしまっていても、ご長男様の権限で売却し、その代金を介護費用に充てることができます。

認知症=財産凍結ではありません。認知症にも段階がありますので、初期の段階であれば、様々な対策ができる可能性があります。

また、信託をしなかった他の財産に関しては、公正証書遺言を作成しましたので、お父様が亡くなってもご長女様に後見人をつけて遺産分割協議をするといった必要がありません。

すべての手続きが終わった際にお礼をおっしゃっていただいたお母様の、ほっとした笑顔が非常に印象的でした。

※ 家族背景や資産背景、場所などは、お客様の情報が特定されないように事実とは異なる表記となっております。

2020年2月8日に上尾市文化センターにて『終活介護勉強会』の4回目を開催いたしました。

今回のテーマは、

第1部は

認知症から財産を守る『家族信託』勉強会

上尾相続相談センター 代表 森王 大樹

 

第2部は

民法改正により方式が改正

『遺言』について正しく学ぶ勉強会

エール&パートナーズ行政書士事務所 石川裕一行政書士

 

と題して開催いたしました。

全5回シリーズの第4回目となります。

今回も多くの方がご参加いただき、熱心に耳を傾けてくださいました。

 

第2部でお話していただいた行政書士の石川先生は、遺言や信託など相続に関することだけではなく、終活にまつわるお墓の問題や、遺族の心のケアに関する問題など、様々なことに精通されています。

 

 

私の思いつきで始めた『終活・介護勉強会』ですが、生命保険のプロ・相続と信託専門の行政書士・介護施設紹介センターのアドバイザー・家財整理のプロ・葬儀会社等、各分野のプロの方々とチームを組んで開催しています。

終活や介護のこと、相続のことなどあらゆる相談に安心してご対応できるようになっています。

 

 

第2クール目が5月から始まる予定です。

今クールの反省会を今週中に行い、次回のクールに向けてさらにより良い勉強会にしていけるように、スタッフ一同気合が入っております。

相続や介護・家族信託のご相談がございましたら、お気軽にお問合せいただければと思います。

今日もありがとうございました。

 

お問い合わせはこちら

上尾相続相談センター

 

昨年11月より全5回シリーズの元気なうちから一緒に学ぶ『終活・介護勉強会』と題してセミナーを開催致しております。

2020年2月8日(土)に第4回目の勉強会を開催いたします。

 

 

 

『終活』と一言で言っても様々な分野のことを考えなければなりません。

医療や介護、それにまつわる保険、生前整理や遺品整理、葬儀、家族信託、遺言、相続した不動産をどうするのかなど、多岐の分野にわたって考えなければなりません。

毎回各分野の専門家をお呼びして、皆様に有益な情報をお伝えさせていただこうと思います。

 

 

ただし、一番大切なことは『なぜ終活が必要なのか』ということです。この勉強会では、皆さんと一緒にこれらについて学んでいきたいと思っています。

親が認知症になってしまい、財産管理に困ってから来社され、すでに何も対策ができないという方が非常に多いのが現状です。

この勉強会を通して早めに終活の準備をしていただければ幸いです。

 

 

 

第4回目の今回は、第1部では私から

認知症になると実家が売れない!?預金口座が凍結!?
『NHKでも話題!認知症から財産を守る家族信託勉強会』

と題して、NHKのクローズアップ現代+でも取り上げられました

『家族信託』についてお話をさせていただきます。

 

・認知症700万人時代を乗り切る新しい相続対策

・成年後見制度と何が違うの

・認知症で財産凍結!?

・家族信託で、認知症トラブルを未然に防止した事例

・家族信託で孫の代まで遺産分割を指定する

先日も実際に後見制度を利用した方からお話をうかがいましたが、使い勝手など、様々な問題に直面されたということを直接お聞きすることができました。

そんなお話もみなさまにシェアさせていただければと思います。

 

 

第2部では、エール&パートナーズ行政書士事務所の石川裕一先生より

『民法改正により方式が改正した「遺言」について正しく学ぶ勉強会』という内容でお話していただきます。

 

・日本の相続のしくみ

・遺言とは何か

・相続を争族にしないために遺言でできること

・遺言書の方式、作成方法、費用

・遺言と終活、遺言と認知症

 

このような内容で開催させていただきます。

全5回シリーズの勉強会ですが、途中の回からの参加や、ご興味のある回だけの参加も可能です。

申し込みはこちらのサイトからお願いいたします。

皆様のご参加をお待ちしております。

『笑顔相続落語・お宝鑑定会など』相続診断士による笑顔相続イベント開催決定!

取得者が全国35,000人を突破している『相続診断士』資格。本イベントでは、関東一円の相続診断士が、争う相続の危険性を伝えると共に、事前の相続対策により実施する『笑顔相続』の重要性を伝えます。

 

昨今、相続税法や民法が大きく変わる事で、一般家庭でも幅広く相続に対する関心は高まってきています。

しかし、実際に相続が起きた際、相続が起きるまで仲が良かった家族が、相続後には縁切り状態になってしまうという、いわゆる「争族問題」が後を絶ちません。

これらの問題は、相続がおきる前に対策をとることにより回避することが可能ですが、「自分にはまだ先の話である」「自分の家族は仲が良い」等、相続に対する当事者意識がまだまだ浸透していないことが原因です。

このイベントを通じて、事前の相続対策の大切さを少しでも感じていただければ、主催者としてこれほどうれしいことはありません。

 

当日は、真打の落語家 三遊亭萬窓による『笑顔相続落語』を公演いたします。

参加者の95%の方が、『今日を境に相続と向き合う』と回答した本公演を通し、相続に対する意識をより身近に感じていただければと思います。

「すぐにでも相談をしたい」という方の為に、専門家による無料相談ブースも併設しておりますので、ぜひお気軽にお立ち寄りください。

 

さらに、当日は『出張お宝鑑定会』も実施いたします。経験豊富な査定のプロが、お客様の大切な品物を正確かつ公正に査定いたします。遺品整理よりも生前整理が重要と言われる昨今、ご自宅にあるお品物も、ぜひお持ちください。

 

今後、益々高齢化が進む社会のなか、個が抱える相続問題を俯瞰で捉え、起こりうる可能性に対するアドバイスを的確に行える『相続診断士』の役割は、今後重要な存在となります。

本イベントを通じて、相続は決して他人事ではないということが、広く伝わっていくことを願っています。

詳しい内容は、チラシをご覧くださいませ。

また、何かご不明点がございましたら、弊社の森王までご連絡いただければと思います。

本イベントは、事前予約不要・無料にてどなたでも参加可能なイベントです。

たくさんの方のご参加をお待ちしております。

『終わり良ければ総て良し』という言葉が昔からございますが、人生においても同じことが言えるのではないでしょうか?

どうしても老いとともに暗くなりがちな人生だと思いますが、漠然とした不安を解消する、とても簡単にプレイできるカードゲームをご紹介いたします。

 

 

 

 

 

◆ゲーム感覚で人生のHappy Ending度がわかります

ゲーム感覚で49枚のカードをプレイするだけで、老後を迎えるにあたってどんなリスクがあるのか、自ら体験できるカードゲーム、それが『Happy Endingカード』です。

 

 

人生のHappy Endingを迎えるにあたって、必要な9項目を網羅した49枚のカードです。

・前向きな人生

・セカンドライフプランニング

・病への備え

・介護、看取り

・終末期医療

・葬儀

・埋葬、墓

・相続

・想いを遺す

 

『Happy Endingカード』は、これら9項目にかかわる事柄をご自身で整理をし、自分でできることと、専門家に任せることとを区別して、漠然とした老後の悩みを解消し、セカンドライフを前向きに生きることができるようになるカードゲームです。

 

 

 

◆『終わり良ければ総て良し』でセカンドライフを迎えましょう!

最近某自動車メーカーのカリスマ経営者が、会社を私物化していたのではないかという容疑で起訴されました。まだ容疑の段階ですので、断定的なことはいえませんが、イメージが悪くなってしまったことは否めないと思います。

かつては瀕死の状態であった会社を復活させたカリスマ経営者として活躍されていましたが、このままもしも裁判で容疑が確定してしまった場合は、おそらくカリスマ経営者だったことなど忘れ去られ、この事件のイメージしかないというようになってしまう可能性があります。

人間の記憶は一番最後に起こった出来事が強く印象に残るようになっているそうです。これは人生においても同じことが言えるのではないでしょうか?

現役時代に華々しく活躍されていたが、Happyなセカンドライフを送れなかった場合に、『自分の人生は良い人生だった』と思えなくなってしまうかもしれません。

最期の時に、家族みんなに『今までありがとう』と言って終えることができたら、とても幸せな人生だったと思えるのではないでしょうか?

 

 

 

Happy Endingカード体験会を開催します

6月3日(土)の13時から上尾市文化センターにて『Happy Endingカード体験会』を開催いたします。実際にHappy Endingカードをプレイしていただき、これからのセカンドライフプランニングを考えていただくきっかけになっていただければと思います。

漠然とした老後への不安をすっきり解消できるという感覚を、ぜひ実際に体験してみてください。

詳細が決まりましたら、こちらのブログでも再度ご案内させていただきます。

みなさま、奮ってご参加くださいませ。

今日もありがとうございました。

昨年私の友人が42歳の若さで病に倒れ

亡くなりました。

ここ数年、取引先の方や仕事でご一緒した方なども

40代前半に病で突然亡くなるということが

頻繁にございました。

本当に人間いつ亡くなるかわからないということを

最近痛感しております。

 

 

◆仲間同士1年に1回は必ず会うと決めておく

小中高、大学の同級生や部活の仲間、サークルの仲間などは、

それぞれ家庭を持つとなかなか会うことができなくなってくると

思います。

そして、何かきっかけがないとなかなか集まるということも

しなくなってくると思います。

そのような仲間もいつ亡くなるかもわかりません。

年に1回は必ず会うと決めておくということも

大事なことのような気がいたします。

亡くなってから、「もっと会っておけばよかった」と

後悔してももう遅いのです。

青春時代をともに過ごした仲間との時間は

かけがいのない時間です。

 

 

◆自分が亡くなった後のことを想像してみる

皆さん自分が亡くなった後のことを想像してみたことは

ございますでしょうか?

身近なところでは、生命保険に加入するというのは、

皆さんが亡くなった後のことを想像して、奥様やお子様が

生活に困らないようにということを考えて

加入されるということが多いと思います。

 

しかし、それ以外にも亡くなった後の行政への手続きや

葬儀のこと、遺産分割のこと、遺品整理のこと、

銀行口座の解約や名義変更のことなど様々なことが

発生してきます。

 

皆さんが突然亡くなった後に、

ご家族の方が困らないようにしておくことは、

非常に大切だと思います。

 

人はいつ突然亡くなるかわかりません。

後悔の無いように生き、少しでも大切な方々との

時間を多く過ごせるようにしたいものです。

今日は少し短いですが、友人の死を通して感じたことを

率直に書いてみました。

今日もありがとうございました。

様々な方からご相談をいただくなかで、

本当に様々な想いをお聞かせいただいています。

 

複雑な家族関係、お子さんがいないご夫婦、

生涯お一人の方、独身のお子さんと同居されている方、

様々なご家族のカタチがあるんだなと改めて

痛感しています。

 

そんな中、一般社団法人 相続診断協会が編集されました

『家族を「争続」から守った遺言書 30文例』という書籍を

読みました。

改めて家族って素晴らしいけど、難しいとも感じました。

 

 

◆遺言書が持つ意味

この本を読んでみて改めて思ったことは、

親子の関係というのは、近いからこそ

色々と本音で話し合いができなかったり、

逆に親子だからこそ感情的になってしまいやすく

建設的な話し合いができずに、時間が経過してしまった

ということが多いんだなということです。

 

自分の気持ちを素直に切り出せないまま、

相続を迎えてしまったというケースもあるようでした。

 

ただ、遺言書は遺産分割の方法を指定するだけではなく、

亡くなられた方から家族への最後の手紙となり、

故人の想いがその時初めてわかったということも多いようです。

故人が亡くなる前に知りたかったということもあるかもしれませんが、

全く何もないよりは、最後のお手紙があったほうが残されたご家族は

嬉しいはずです。

 

 

 

◆第3者の立場からのアドバイス

この本の中にあった事例で、ご家族皆様同意のもと

相続診断士という立場でご家族の話し合いに同席し、

司会進行役に徹し、ご家族の皆さまが話しやすい環境を

提供したというエピソードがございました。

こういうことは私たち相続診断士に最も必要とされている

業務なのではないかと思います。

 

先程も申し上げたように、家族という近い存在だからこそ

ぶつかりあうことも多いかと思います。

専門家の方が話し合いに入っていただくメリットを

わたくし自身が体験し、痛感していることがございます。

 

弊社は、私の父が創業し、私が引き継いだわけですが、

まだ父も会長として業務をしております。

するとやはり経営の方針をめぐって、お恥ずかしながら

言い争うということもしばしばございます。

 

その際に月に一度の顧問税理士の先生との打ち合わせの際に、

税理士の先生が間に入ってくださり、専門的な立場から

様々なアドバイスをいただきます。

すると、あんなにもお互い熱くなっていたことが嘘のように

冷静に話をすることができるようになります。

家族という近すぎる存在というのは本当に難しいと

私自身が痛感しています。

 

 

◆遺言書はないよりあったほうが良い

遺言書があったからといって、絶対に相続人が

もめないかというと、残念ながら必ずしもそうではありません。

ただし、ないよりはあったほうが良いというケースが

多いと思います。

 

いずれにしてもご家族の事前のコミュニケーションが

あるのとないのとでは、全く違います。

この本の中の事例にもありましたが、遺言書を書くまでは

家族の仲がものすごく悪かったけれども、遺言書を書くことによって

家族のコミュニケーションが増えて、家族の仲がまた良くなったという

エピソードがございました。

まずは行動してみることによって、思いもよらない効果を

うむかもしれません。

みなさんも家族への最後のお手紙を残してみてはいかがでしょうか?

2019.1.12に上尾相続相談センターのセミナールームにて5名様限定で、

『家族に想いを伝える!エンディングノート作成セミナー』

開催いたしました。

今回は3名の方にご参加いただきました。

 

 

・なぜエンディングノートが必要なのか?

・エンディングノートの役割とは?

・どんな人にエンディングノートが必要なのか?

・介護と相続の関係性について

・家族会議の重要性

 

などについてお伝えさせていただきました。

 

セミナーの中盤では、実際に皆さんにエンディングノートを書く

練習をしていただきました。

ご参加いただいた方の中には、目をウルウルとさせながら、

一生懸命にエンディングノートを書いてくださる方も

いらっしゃいました。

 

皆さん、

「えー、知らなかった!」

「遺言とかエンディングノートがないと大変なんですね」

「家族会議が重要だということが改めてわかりました」

「こういうきっかけがないとなかなか相続のことは考えないですね」

 

等々、様々なお声をいただきました。

 

エンディングノートを使って、少しでも世の中から

争続を減らすことができれば、こんなにうれしいことはありません。

これからもお世話になった地域の方々に笑顔相続の大切さをお伝えし、

少しでも恩返しをさせていただければと思っています。

ありがとうございました。

あと今年も1週間ほどで終わってしまいます。

ほんとに一年間あっという間ですね。

年末年始は普段なかなか集まることができないご家族が

集まることができる数少ないチャンスです。

自分自身や親の介護のこと、相続のことをご家族皆さんで

お話してみてはいかがでしょうか?

 

 

◆介護の先に相続がある

相続のことも考えておかなければなりませんが、

その前に介護の問題が必ずやってきます。

相続の話というとだいぶ先の話のように感じるかも

しれませんが、介護の話というと皆さん現実味を帯びてくる

お話と感じていただけるのではないでしょうか?

人生100年時代の到来といわれる昨今、

介護の問題は、決して避けて通れない問題です。

 

健康寿命と平均寿命があるのをご存知でしょうか?

健康でいられる年齢とお亡くなりになられる年齢は、

大きく乖離しています。

この乖離の年数は、平均すると男性が9年前後、女性が12年前後

もの乖離があります。

 

ということは、大体10年前後くらいは、子供が親の介護を

していかなければならないということです。

 

親世代は、どのように老後の生活を迎えたいと

思っているのでしょうか?

子世代は、どのように老親の老後の生活を支えていこうと

思っているのでしょうか?

誰が先頭に立って介護をしていくのでしょうか?

お子さんのうちのどなたかが同居して面倒をみていくのでしょうか?

誰が介護費用を捻出していくのでしょうか?

 

考え始めるとたくさんの課題が出てくるのではないでしょうか?

相続の前に介護方針をめぐって、家族の仲が悪くなるということが

現実に起きています。

そのような状態になってしまって、はたして相続では揉めないと

いうことがあるでしょうか?

 

 

◆相続のこと

心筋梗塞や脳出血などで急死をされてしまった場合を除くと、

大概のケースで介護の先に相続があります。

介護方針でもめてしまった家族は、相続でももめる可能性が

高くなります。

だからこそお元気なうちに、ご家族が集まれるうちに

親世代のお考えと子世代のお考えをすり合わせておくことが

重要です。

 

ご家族のなかで中心になって介護をされたお子さんに、

他のお子さんと同じように遺産をわけることがよいのでしょうか?

そこに親の気持ちがあらわれても良いのではないでしょうか?

事前にそのお考えをお子さんに伝えたり、遺言やエンディングノートで

想いを残すことはとても大切なことではないかと私は思います。

 

 

◆実家のこと

今親世代が住んでいる実家には、同居しているご家族は

いらっしゃいますか?

もしも、子世代が皆さん自分たちの持ち家をもっているのであれば、

実家は将来的には空家になる可能性が非常に高くなります。

ご実家が親世代の持家であれば、その家を誰が相続するのでしょうか?

 

また、親世代と子世代が同居している場合、同居していない

他の子供たちには、何を相続させてあげるのでしょうか?

普通に考えれば、同居をしている子供がその家を相続する

というのが自然な流れではあると思いますが、他の子供たちは、

それで納得してくれるのでしょうか?

 

やはり、親世代のお気持ちと子世代のお気持ちに、

ずれがあるかもしれません。

年末年始にご家族が集まる際に、ぜひ介護のこと、その先の相続のことを

少しお話をしてみてはいかがでしょうか?

相続のこと、なんでもご相談ください

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